ヤクいぜ。

お前が言うてたんかい!!!!

クソ太陽のクソアツアツ攻撃もようやくなりを潜めだし、秋らしい清冽な風を感じて感傷に浸るなどしている。

が、俺の気分は一向に「最悪」を保ち続け、その導関数がプラスに傾く気配はついぞない。

この、俺を上から押し潰す、鬱積した感情は一体何なんだ。この、暗雲は。思春期か。思春期というやつなのか。そう言われればそんな気もするが、だとしたらみんなそうなのか?学校に行けば顔を突き合わせることになる、あのわざとらしい、過呼吸みたいな引き笑いを複数人で同時に発生させる耳障りバカ共も、あんまり仲良くないのに一カ所に集まり、話題がないのを誤魔化すためにチマチマ人狼をやっている目障りバカ共にだって、この得体の知れない、グルーミーが纏わり付いているはずだ。

いつか、いつか気付くからな。

お前らが今、必死になって築き上げているそれが如何に薄っぺらく、欺瞞に満ち、空疎な虚構であるかを。

いつか、お前らが30か、40か、職に就き、家庭を築いているか、知らんが、いつか、その空っぽに初めて気付いたとき、その後悔に歪む顔を、確かな憐憫と共に、笑ってやる。

 

 

 

 

 

 

みつを